そもそもテントサウナは、行軍の時に「サウナがないとやる気が出ない!いつでもどこでもサウナに入りたい!」という目的で開発されたそうなので、そこはかとないミリタリー感がある。
購入したMobibaのテントは迷彩柄だ。
家族しか入らないので、最大4人くらいの容量で可。
ドラマ「サ道」で、湘南ひらつか太古の湯 グリーンサウナの回、屋上のテントサウナがちらりと映っていた。
Mobibaのモバイルサウナである。
窓が大きく開放的なのがよいな、と思った。
思えばあれを見た時から欲しかったのかもしれない。
モバイルバーニャの略で、Mobiba。バーニャはロシアの蒸し風呂。
もっと小さいMobibaもあって、本当に背負って歩けるサイズだ。
ソロキャンだと断然こちらなのだが、そちらはスチームサウナなので、ロウリュ不可。
私はロウリュがしたいのです。
ロシア製「MORZH(モルジュ)」の堅牢さも捨てがたい。
公式サイトによれば、MORZHは「セイウチ」という意味だそうだ。
寒中水泳を楽しむ人々をロシアではセイウチとあだ名することに由来するという。
テント地の断熱性能が高い。しかし、防水性がないらしい。
雨の時は防水カバーがいるとか、くつろぎスペースを作れる専用フライシートとかあるらしい。
基本のセットの重量が、テント9kg、ストーブ17.2kg。もちろんロウリュし放題の仕様だ。
一方Mobibaは、テント7.6kg、ストーブ16.8kgとやや軽く、付属パーツなしでも使える。
Mobibaもロシア製なのだが、輸入代理店がファイヤーサイドだった。
我が家の薪ストーブ「バーモントキャスティングス」と同じところで、なにかあったときに気軽に聞きやすい。
Mobibaの大きいほう、君に決めた。